2018-03-15

だんだん春らしく・・

2月は本当に寒かった。
そのせいか、友人、近隣、その他で、葬式関係が多く、雪交じりや、寒い夜に、それらの儀礼に向かうのは、正直つらかった。

多くは、亡くなった人も、近親者も、高齢者が多い。
自分たちもその仲間だが、季節の佳いときよりも、寒さ、暑さの極まったときに多いのは自然だから、みな、生前の縁を大事にしながら、なるべく、喪の儀礼には付き合おうとする。
いろいろな死、様々な生き方を、垣間見ることにもなるが、自分の場合は、どうだろうと言うことも、自然、意識しつつ、それらに立ち会うことになる。

さて、季節は移り、ようやく春らしくなった。
厚いコートもいらなくなり、花が咲き始め、鳥の声もかまびすしい。
わが家の紅梅の木にも、沢山の花が付き、そろそろ散り始める頃。

運動不足になった体にも、少し、気合いを入れなければ・・・。
今日は、散歩と、本の返却を兼ねて、隣の市の図書館へ。
午前中に済み、帰ってきた。

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2018-01-26

女友達

きのう、雪も溶けて歩きやすくなった道をバス通りに出て荻窪へ。
前からの約束で、ロンドン時代からの友人二人と、駅ビル内ルミネの五階で待ち合わせ。
この2年の間に、二人とも相次いで連れ合いを亡くしたが、そろそろ三人で会いましょうという話になり、外食の情報に詳しい友人のすすめで、場所と時間を決めた。
「つばめグリル」(ハンブルグステーキが美味しい、まるごとの焼きジャガイモ付き)で昼食、引き続いてのティータイムと、都合4時間以上滞在し、おしゃべりに興じた。
私は本当は、彼女たちを慰めたり励ましたりの役柄だったのだが、会ってみたら、2人とも、もう、メソメソしていない。
メリーウィドウ達と、今のこと、これからのこと、話題は多岐に富んで尽きなかった。

主亡き後、後始末も大変だったらしいので「私は先に逝きたいわ」と言ったら「男の人は1人にしたら可哀想、ちゃんと見送ってあげなさい」と叱られた。
1人はすべて片付いたので、春にエジプト旅行をするとか。
そんな気分になるのかなあと感心、もう1人はまだ、そこまでの気持ちにはなっていない。
1人暮らしになり、家の中に話し相手がいないと言うことの、寂寥感に時々襲われることもあるのだろう。

駅ビルは人の入れ替わりが多いので、長居しても時間を気にせず過ごせたのは良かったが、気がついたら、周りの人たちもいなくなっている。
店はそろそろ夜の支度に入るらしい。
そこで、引き上げることにし、会計をしたら、1人3000円ちょっとで済んでいる。
割り勘の支払いも済み、暗くならないうちに店を出た。
またの再会を言い合って、それぞれの帰路についた。

これからも、女同士、仲良くしたい。

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西部さんの自死

西部邁氏が亡くなったことは、同世代の私には年明け一番の衝撃だった。

著書は読んだことが無く、テレビで論陣を張っていた頃{もう10年くらい前になるか)、特にその頃よく見ていたあるチャンネルで、佐高信氏と、毎回一つのテーマについて、議論していたのは、愉しみに見ていた。
最近、あまり見なくなっていたが、奥さんに先立たれて以来、なにか、心に帰するところが合ったのかも知れない。
相思相愛の夫婦だったと言う話を聞いたことがある。

数年前、当時の文科大臣に、道徳教育について、遠慮の無いコメントというか、意見を言い、大臣の方は、互角に語り合うと言うよりも、黙って聞いていたという感じだったことを覚えている。
一貫した考え方や表現力には、筋の通った物が有り、誰も、互角には太刀打ちできなかったのではあるまいか。

今回の自死には、それなりの覚悟と強い意志があったと思われる。
ただ、もう一度、彼の歯に衣着せぬ口舌に接したかったなと思う。
惜しい、残念というしかない。

寒中の入水は、さぞかし冷たかったろうに。
ご冥福を祈りたい。
あの世で奥さんと巡り会って、どんなことを語り合っているのだろう。

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